カルシウム、マグネシウム、鉄は毎日必要なミネラルだということはご存じかと思います。実は亜鉛も毎日必要な必須ミネラルなんです!
しかも、体の至る所に分布していて、それぞれの場所で重要な働きをします。
ここでは亜鉛の効果や働きをご紹介します。
亜鉛は、体の中で鉄の次に多い必須ミネラルで、体重70kgあるとすると平均2.3gが含まれています。細かくみると、骨、眼球、脳、肝臓、筋肉、腎臓、前立腺、脾臓、精液と随所にわたって広く分布しています。これだけ見ると、亜鉛はたくさんの主要器官で働いていて、その重要性がわかると思います。。
では、それぞれの器官でどんな働きをしてくれているのか、次でご紹介します。
まず、脳において亜鉛は神経細胞のシナプスに存在しています。そこで、脳の神経伝達物質の構成に関わっているため、ストレス応答に重要な役割を担っています。また、学習・記憶ならびに情動行動などの精神活動に重要な役割を担うと考えられています。
骨においては、骨細胞でのたんぱく質の合成を補助する役割があります。骨の形成に必要なため、胎児や子供の成長に亜鉛は必ず必要なミネラルとなります。
眼球においては、網膜にたくさん亜鉛が使われています。網膜と言えば、外からの光を感じる大切な器官。視覚でも亜鉛は重要な役割を果たしているのです。
肝臓においては、肝細胞を作り出すために働いています。上記でも説明したようにたんぱく質の合成には亜鉛が必要です。その働きが肝臓でも行われているのです。
筋肉、精液においては、同じく、たんぱく質の合成によって、作られているので、この際に亜鉛が働きます。
おおまかに説明しましたが、体における亜鉛の重要性が理解できれば、幸いです。
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