最近の男性は弱くなったと言われています。それは、精子の数が減っているからだと考えられています。
精子の数は1cc当たり1億個を超えているのが普通なのですが、最近の男性は8000万個や6000万個が普通になってきており、中には2000万個ほどしかない男性もいるようです。2000万個以下になると、不妊の原因となることがあります。
精力と亜鉛。ここでは、この関係性について、ご紹介していきます。
亜鉛は別名「セックスミネラル」といわれるほど、男性の生殖器と深い関わりがあり、精液の中には高濃度の亜鉛が含まれます。その濃度は、カルシウムやマグネシウムに匹敵するほどで、鉄や銅などとは比較にならないほどに豊富にあります。
亜鉛が不足すると精巣が委縮するため、精子が作られにくくなります。精子の数が減るだけでなく、精子の運動量も低下してしまいます。
性器の発育不全に、そして、精力の減退は、亜鉛不足による典型的な症状なのです。
日本の出生率は低下の一途をたどっています。産まない方も増えているのもありますが、産めない方が増えてきているのも事実なのです。
精子数が少なくなり生殖能力が低下した男性に原因がありますが、女性にないというわけではありません。実は卵胞刺激ホルモンや黄体形成ホルモンに亜鉛の作用が強く働いています。また、卵子そのものにも亜鉛が豊富にふくまれているため、卵子の中の亜鉛が不足すると妊娠しにくくなります。
元気な精子が減り、卵子の亜鉛も減ったことが、不妊の方が増えた要因であり、出生率低下の大きな原因となります。男性も女性もお互いに亜鉛を摂って精力を養うことがとても大事になります。
精力のつくものをしっかりと食べましょう。
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